溶解大陸

アニメの感想とか書きたいなあ

書くの超めんどい

うわああ!!他の連中は人生を楽しんでやがる!!そのことが如実に分かる!俺には今わかったぞ。お前らはみんな人生を楽しんでいる!素直に言えよそういうことは!!!人生を楽しんでいるのなら、人生を楽しんでいるなりの、そういう文章を、書け(怒)お前らが何だか人生楽しんでない風の、鬱屈した文章を書いているから、みんなも俺と同じように鬱屈した気持ちで日々を生きているんだ、と勘違いしちまったじゃねえか。

 

なんというか、人生という物の良い側面の恩恵を全面で受け止めている人間って、居る。例えば、イベントごとがあれば必ず参加して、なんの後悔もなく心の底から楽しかったと言える人間が居る。ことあるごとに友達や家族の誕生日パーティーへ参加してしまうような人間が居る。え?それくらいはするって?しねえよ。俺はしたことねえ。そもそも開催される誕生日パーティーが周りにねえ。周囲に誕生日パーティーが普通にあって、誕生日パーティーに参加できるような人間だったら、こんな場所でこんな文章なんて書いていません。こんな場所でこんな文章を読んでいるあなた、あなただってそうでしょ?誕生日パーティーで、複数人でハッピーバースデートゥー○○~♪とか歌っている自分の姿を想像できますか?その幸せな場面にお前は居るか?居ないだろ。居るの?居ないでしょ。いや、いや、居ないはずなんだ。居ないよね?

 

ハルマゲドン、世界の終末に来るとか言われているあれあるじゃん。もはやその程度には疑わしい。誕生日パーティーの存在が。存在を疑うというより、てゆーかあるわけが無いという感覚。いまどきUFOとか信じる?いまどきUFOは流石に無いでしょ。それが誕生日パーティー。昔はあったはずなのにね。幼いころは家族に祝ってもらっていたような、そんな気がするけど、年を取るとそんな物は無くなっていくんだよ。無味乾燥な日々が君を待っている。少なくとも俺の生活は、文章からだいたい察して欲しい。無味。無臭。アニメという、現実に起こるイベントと比べるとはるかに微かな揺らぎですら、生活に彩りを加える物としてありがたがっているくらいだ。いや、違う。アニメが無ければより一層、さらにもう一段階上の無味乾燥が俺を待っていたんだ。アニメに感謝しなければならない。私めの生活に彩りを加えて下さるアニメをありがたがらせて頂いております、くらいの態度で臨むべきだった。

 

というわけでね、そんな感じよ。分かった?こんなこと書いてる俺が、幸せだと思いますか?もう文章から判断して欲しい。そして、日常がつまらなすぎて、こうやってブログに刺激を求めては、けっこう多めの文章を毎日のように書いちゃう事実も考慮して、俺の幸せ度を推し量って欲しい。ゆーて、比べたら勝ちっしょ?自分と比べてみろ。土曜日は彼女とデートか?そして、お洒落な夜景の見えるパスタ屋で夕食を取るってか?おいおいおい。そりゃ誕生日パーティーくらい余裕だよな?俺を見て、何も無い俺を見て、笑ってんのか?おい、笑ってんのかって聞いてんだよ!舐めやがって・・・ちくしょう・・・

 

というね。こういう文章を書いちゃう、そんな人間なわけ俺は。わかる?普通、人生楽しけりゃ書かないじゃんこんなこと。こんなことを書いちゃう生活が苦痛な俺という人間からみて、みんな結構楽しんじゃってるでしょ、ってこと。なんだかんだ言って充実した生活してたりするんでしょってこと。あ、というか、俺が言いたかったのは結局こういうことだったんだ。最初はモヤモヤとした「楽しんでいる人間が許せない」という気持ちだけがあって「うわああ!!他の連中は人生を楽しんでやがる!!」って書いたんだけど、だらだらと文章にしてみてようやく、俺が何を考えていたのかがわかった。むしろここまで書かないと分からなかったのかよ。やべえな。つまり、日記を書いてると、敗残者感が増してしまってつらいんだよね。日記を書くことによる敗残者感の増加が、俺を卑屈な気持ちにさせ、”他の連中は人生を楽しんでいる”という気持ちに至らせたんだ。つらかったんだ。俺は日記を書くのがつらかったんだね。よしよし、大丈夫だよ・・・俺はそんな俺のことが好きだよ・・・

 

まずさ、第一にさ、日記書くの超めんどくね?このブログを読んでいる人間のほとんどはVテキの者。Vテキの者だとしたら自分もネット上に公開日記を書くということを経験したことのある者、もしくは絶賛テキストサイト運営中の者がほとんどというわけで。だとしたら、分かるよね?この気持ち。わざわざ説明しなくても、「日記書くの超めんどくね?」という文字列を見た瞬間に「あー分かる」という同意の気持ちが湧いてきたでしょ?その気持ちを膨らませて欲しい。そうすれば「日記書くの超めんどい」というネタで日記を書くことができるよ。そうだね、こんな感じで。


ゆずかいさんがブログで「日記書くの超めんどくね?」と書いてるのを見て、うん!うん!と即座にヘドバンしてしまいました。とても良く理解できるからです。日記とは言え、「テキストサイト」と銘打っている以上、公開した文章は人を楽しませることを意図しています。だから、無意味な文章は書けません。読んでいて楽しい文章を書かなければなりません。ですが、これがとても骨の折れる作業なのです。

まず、ネタが無ければ書けません。いくら何かを表現できる文章力があったとしても、表現の元となる何かが無ければ、その文章力を発揮することもできないからです。日常にはネタなんてそうそう転がって居ないものです。大人になると新しい発見もありません。だから、日記を書く前に、深刻なネタ不足に悩まされます。

また、ネタがあったとしても、それを淡々と描写してはいけません。構成、オチ、文章表現、文のリズム、などなど、色々なところに気を配って文章を書かなければなりません。そうでなければ、自分で読み返して納得ができ、公開に至れるような文章は生み出されないからです。文章を書き始める段階でまずネタが出てこずに躓き、書き始めたら書き始めたで試行錯誤をしなければなりません。”テキストサイト”の管理人ならば、誰しもがこのような気持ちで日記を書いているのではないでしょうか。私も一応はテキストサイトの管理人ですので、「日記書くの超めんどくね?」にはとても深く同意できるのです。

 

みたいな、こんな感じ?てかこれ誰?。誰か分からねえけど、こんな感じで書ける。つまり、この人が言うところの、初めの躓きポイントである日記のネタを、俺が提供してあげてるわけ。「日記書くの超めんどくね?」という気持ちを大切にして、この人のように日記という形でその愚痴を吐いて欲しい。まあ、”この人”って言っても俺なんだけど。

 

結局何が言いたいかっていうとね、日記かくの超めんどい。マジ無目的。到達点が何一つ無い。日記でこれについて書ければそれでOKみたいな、そういう具体的な目標が全くない。そういうの無いとさ、流石に俺も走るの、やめちゃうよ?いつでも止められるから、日記書くのなんて。義務も責任も何も無いし。アニメの感想という補給ポイントあるけど、補給するだけでも結構大変だからね?”アニメの感想”という書くネタはあるけど、その分、書く方に集中しないといけないし。ほんと、目標もゴールも無いうえに、補給にまで一骨折らさせられるような状況で延々と走り続けられるわけがないじゃん。でも、そんな無茶を要求するマラソンがある。日記。この日記だよ。

 

苦痛か?日記を書くのは苦痛か?俺はな、すでに快感になってきている。今日だって、12時くらいに帰ってきてさ(今日は日記なんて書かなくていいやwとか思いながら遊んでた)、あーなにも書くことねー、日記とか無理に決まってんだろ、つーか書き方忘れたし?昨日とかどうやって文章かいてたっけ、思いだせね―、ってね、カーソルの点滅を前に停止していたらね、気づいたらこれ。もはや気持ちよくなってしまっている、としか解釈できない。おなにー。まじおなにーだわ。脳使ってないもん。マジで脳使ってない。目的は何も無いけど気持ちいいからやってる。それが今日の日記。人間の心理って複雑だね。


俺はね。日記じゃなくて小説が書きたいの。だって、物語のエンドが決まってるからね。そこで完結する。そこが到達点。日記と違って、目標を確認できる。だから小説かきてえ、っていう気持ちがあるんだろうね。まあ、マジストーリーとか思い浮かばないけど。頭のなか、何一つない。空白だけが広がっている。はー羨ましい。小説掲載してる人マジうらやましい。物語が頭に浮かんで、それを表現するために小説の完成というゴールへ向かって文章を書いていくとか、素敵やん?俺もそういう素敵なことがしてー。アニメ感想を書き終えると普通に愚痴書いてるときの5倍は充足感あるんだけど、これは"一話分の感想"というゴールへ到達したという感慨からなんだろうね。日記はさ、どこまで行ったら完成なの?(←ここが本日のゴールです)(めんどくなった)(明日の俺が答えを出す、か、アニメを見る)