溶解大陸

アニメの感想とか書きたいなあ

2、アニメを見るしかない

アニメ最高!!朝からプリンセスプリキュアを視聴し、アニメが最高の中の最高なコンテンツたることを確信。こんな一銭の価値にもならない文章を読むくらいならば、一刻も早くアニメ視聴の任務に戻るべき。もしこれを読んでいる間にもアニメを見ていたとしたら、一体どれだけの感動が得られていたと思うね?俺が現実世界で過ごす一週間で、動かされる心の合計量を軽く凌駕しちゃうよね。圧倒的に。俺は心を殺した殺人サイボーグだから。いついかなるときも冷静沈着。平日で仕事があるときは一切の人間的感情を失って、生きてるかどうかすら分からなくなるじゃん?まあ仕事って言っても、仕事とも言えるような大それたことをしている訳でもないけど、現実で自分を殺し続けながら生きてると、気付いたら人間でなくなってるということがさ、良くあるじゃない?俺はもう人間ではない。

 

でもね、そんな殺人労働サイボーグであってもさ、アニメの中で女の子がさ、今まで隠していた自分の感情を露わにするようなシーンを見るとね、思わず俺も同じような気分になっちゃって、こういうのを”カンジョウイニュウ”って言うのかな?俺も不覚にもなんだか胸が痛くなっちゃうわけ。時には涙まで流しちゃう。そう涙だ。「ナ…ナミダ…?」そうかそうか。可哀想に、長い現実世界での生活で涙のことも忘れてしまったんだね…でも安心して!きっと必ず、俺が君の涙を取り戻して見せるから。君らと俺がまず初めにやらなきゃならないことはそう、たった一つ。アニメを見る。これだけ。これだけで涙が取り戻せる。

アニメを見ると、本当に清浄な気持ちから、純粋な人間としての涙を流すことができる。な?例えば、目にゴミが入って涙を流したところで、それは動物でもできんだよ。痛みで涙が出たって、それは動物の本能でしかないんだよ。人間にしかできないこと。それが感動して涙を流す、っていうこと。そして、それを可能たらしめるのが、アニメ。今のところアニメしかない。悲しいことに。


そんな訳で俺はアニメを見ている。アニメを見て幸福な気持ちを獲得している。「世界にはこんな感情があったんだ」と新しい感情をテイスティングしている。今はアニメソムリエとしての修行を積んでいる所。アニメソムリエの理念はただ一つ。「この感動をあなたと」それだけ。俺たちがアニメを見た時に感じた気持ちを、少しでもあなた達と共有したい。それが、それだけのことが、アニメソムリエの小さな理念。最初は小さな湖面の一シズクかもしれない。けれどもゆくゆくは…このギスギスした社会をアニメの感動で革命できたら…俺たちは、もう悲しい思いをしなくても済む。


心を無くした殺人労働サイボーグはアニメを見ることで、人の感情を学ぶ。生まれた時の彼は、確かにただの冷たい鉄の塊に過ぎなかった。人を殺すこと、労働すること、その全てに躊躇はなかった。しかし、今は違う。彼はアニメを通じて、人の思いが人に伝わり、そして世界という物がそれによって変化するということを、知ることができる。そして人の心というものを学んでいく。彼のアニメソムリエとしてのキャリアの、小さな、誰にも知られることのない、ちっぽけな一歩。けれども、今まで心というものを一切知らなかった彼にとっては、大きな大きな成長であった。


いや本当にね、アニメを見た時の気持ちを伝えたい。それがこのブログ?テキストサイト?を作った大きな動機の一つ。感動を分かち合えないなんて、そんなの悲しいじゃん。青春ってのはさ、同じ場を共有できて、同じ感動を味わえたら、それを青春と名付けてしまえば、年齢なんて関係ないじゃん。俺とかもう2○歳で、若いとはいえもう若くなくなり始める時期で、けれどもまだまだ青春してたいんだよ。ネット上にテキストゴミを増やしたとしても、テキストゴミ回収業者の方々に迷惑をかけたとしても、それでも青春がしてえんだよ…。でも現実の方は諦めた。だからアニメを通じた青春の復権をここに宣言します!


「アニメを通じた青春の復権」これが意味する所とは一体…?まずね、俺はアニメを見ていると感動のあまり、ただただ呆然とすることがあるんだけど、そのときに俺が持っている感情が、本当に他人も持っているのかな?と不安になることがある。そんなときに、この気持ちを誰かと共有できればいいな、そう考えてこの1年間を過ごしてきた。誰かが「分かる、あなたがこのアニメを見てこう思ったことを私も確かに感じた」と言ってくれたら…それだけで俺は救われる。俺たちがアニメという”場”を通じて同じ気持ちを共有できたなら、それは青春と言っても過言ではないのではなかろうか?俺がアニメを見てその感想を吐き出す。誰かがそれを見て「分かります!」と言ってくれる。これが俺の求めるもの。そこには感動があり、それは青春と呼べる。

 

もちろんここにはアニメの感想だけを書くつもりではないけど、人を最も強く突き動かす物って、なんだと思う?俺がここにテキストを書き綴るだけのモチベーションを生む物はなんだと思う?そう感動。感動が無いと生きて無いのと同じだし、感動を共有しないと生きている意味が無い。ここ数日の生活で心を感じたのがアニメを見ている最中だけだったから、一応断っておこうと思って…アニメの感想が増えることは必至。

 

てか、逆に言えばアニメの感想以外のことで、一体何を書けっていうんだ?現実マジ何も起こらねえ…もう妄想の世界に行くしかない…現実マジ無理…

1、三日坊主

よーし、始めちゃうぞー!↑


今日という一日はマジでどうしようも無いくらいに糞じみた何の生産性も無い一日だった。人間って何の意味に生きてるの?お腹が減ってご飯を食べてうんこをして、インターネットの、電子の広大な海からかき集めた、たった一握りのお気に入りエロ動画でもって性欲を満たして、お風呂に入って、「あー今日も何一つ成長しなかった。俺がこうしている間にも俺の身体は刻一刻と年を取り続けているのだ。そしていつかは死ぬ」って、考えながら鬱になってベッドに潜り込む。生きるってなに。教えてくれない?そんな毎日。そんな休日。平日は仕事。仕事が生きる意味になるとでも思ったか?


俺が唯一この現実と言うものから自由になれる時間があるとしたら、それは睡眠で完全に意識を失っているときか、もしくはアニメを見ているときだけだ。それ以外の時間は全て、それこそ生きている間中ずっと圧倒的な存在感でもって目の前に顕現する現実の重みに耐えられず、精神を濁し続けている。だからこそ俺は、アニメと睡眠に変わる、できれば生産的な趣味を見つけられたらいいなと、心の底で無意識の内に願っていたらしい。


なぜそんなことが分かるかというと、「VIPでテキストサイトつくろうぜwww」のWikiを見つけた瞬間、脳に”ビビッ!”と来るものがあったからだ。一瞬にして運命を感じた。運命を感じ、Wikiに乗っている2010年代に生まれたテキストサイトのいくつかを覗き、気づいた時にはこんな文章を書き始めていた。そして、いま、自分が求めていたものが何であったかに初めて気づけた。


この時代に、超高画質の映像だってサクサク見れて、それこそネットだけでも無限大にオモシロコンテンツが転がっているこの時代に、”テキスト”の面白さを追い求めている求道者たちが、これだけ居たなんて思いもしなかった。だから感動した。感動して心を動かされ、そして俺という人間は行動を起こして、テキストサイトらしきものをネット上の広大な海にまた一つ増やしてしまった。


ありがとうテキストサイト


もしテキストサイト文化というものが復興するのだとしたら、俺みたいな、テキストサイトに影響されてテキストサイトを書き始めてしまう愚かな人間を、一人でも多く増やすことができたときだ。俺がこうして新たな文章を生み出してしまったように。だが、俺はそんな、人を突き動かすような文章を書こうなんて、そんな大それたことは思わない。その代わりに、この糞じみた空間は言いたいことを吐き出す場所、王様の耳はロバの耳に出てくる井戸として使っていこうと思ってる。

ネット上ですら言いたいことが言えない生活なんて、もう耐えられないんだよ!!ネット上で活動しようとしても、基本はSNSがメインで、SNSでは一般にリアルの人間関係が介入してくる。リアルの人間が居る場所で言いたいことを呟けるわけねえだろ!当たり障りの無い、書いてて何一つ面白くないことしか呟けねえし、なんでネットにアップする文章にまで気を使わなきゃならねえんだよ!!俺達のインターネットを返してくれよ。頼むよ…。


だからこそ俺は、ここに俺達のインターネットを取り返す足がかりを作る。ここにはもう言いたいことを全て言っていく。恥じらいを捨てろ。自意識を捨てろ。書きたいことを素直に、客観的な、俺を批評する俺自身を捨てて、書きまくってそして、晒せ。完全匿名、もう一つの、ネット人格がここに爆誕した。


でも続くんかな。三日坊主にならないようにね。続いたらブログじゃなくて、ちっぽけな素人臭丸出しの個人サイトを作りたいよね。