溶解大陸

アニメの感想とか書きたいなあ

プラスティック・メモリーズ 2話 「足を引っ張りたくないので」 感想

見たでしょうか。プラスティックメモリーズ2話。それでは本ブログのメインコンテンツであるところのアニメ感想、いきたいと思います。見た?ちゃんと見た?このアニメ感想だけが俺の癒やしだ。以下ネタバレあり感想。


OPがまず最高にクール。なんだこのOPは。まず第一にみんな暗い顔をしている。明るい顔をしているのが、陽の光のもとで楽しそうにクルクルと回っているときのアイラだけという事態。他の奴らは全員俯き加減だ。そりゃそうだよな。何も救いが無いもの。ギフティアの定まった寿命、そんな重いテーマと向き合っているというのに楽しく笑うことなんてできないよな。恐らく笑っているアイラは、自分の寿命をまだ知らなかった頃のアイラなんじゃなかろうか。もしくは、ポンコツになっていなかった頃のアイラ?とにかく、元気だった頃のアイラだ。他には誰も笑ってる奴なんて居ない。最近は、ハードな展開になるアニメなんて一つも見ていなかったから、こんな暗いOPを見ることすら久しぶりだった。OPなんて、アイドルユニットが大勢の観客の前でライブしているシーンみたいに、キラキラした光で溢れているものばかりだと思っていた。けれども、プラスティックメモリーズのOPでは、キラキラした光が溢れているのはアイラだけ。他のみんなは誰も笑ってない。久々にこんなにも暗いOPを見た。更に言えば、アイラが笑っているのも一瞬だけ。夕方と夜のアイラはどうとも形容のしがたい表情をしている。朝夕夜が時間経過を表しているのだとしたら、底抜けに明るかった頃のアイラはもう過去の物なのだ。今後は、ハードでタフな展開しかない。それをOPで教えてくれている。

 

けれども2話の本編が始まってみれば、そこまで重い展開は無かった。というよりも、純粋にみんなが可愛すぎるあまり、このアニメがそういうアニメだということをしばしの間忘れてしまった。なんていうかね、ミチルとエル、可愛すぎだろっ!!!いい加減にしてくれ!俺はそういう気分でこのアニメにのぞんでいる訳ではないんだ。アイラちゃんの未来を見届けるために、このアニメを毎週楽しみにしている。そういう、大人としての、真っ当な精神性でこのアニメを視聴している。それにも関わらず、ミチルとエル、可愛すぎ。ミチルはツンデレ可愛いし、エルは巨乳ハイテンション金髪ボケかわいい。お分かりですか?このジャンルを形容する言葉が無いから、特徴を列挙してしまったけど。

まあミチルが可愛いのは俺が説明せずとも皆さんご了承済みだと思うから、省略する。てかさエル、可愛くない?マジでエル好きだわ。彼女になってくれ。頼む。嫁かっ?ついに、嫁、見つかったのか?エルみたいなキャラ、好き。やっぱ、正直に言う。ミチルもエルも可愛かったけど。エルの方が圧倒的に可愛かった故、ミチルについては今のところそこまで心がときめかない。よってエルについてしか感想が出てこない。いや、ミチル、可愛いと思うよ?思うけども、俺は圧倒的にこの金髪巨乳のハイテンションボケの方が好きなの。ツンデレよりもさ。そういうことなんだよ。俺もすっかり大人になっちまった、ってことだ。高校生の頃ならミチルのツンデレにしか気づけなかっただろうな。けれども、苦節24年、様々な辛酸を舐め尽くしてきた今の俺なら、エルの良さにも気づけるってこと。そんな大人に無事なれたっていうわけだ。良かった~。ま、ほんと、何も良くないけど、良かった~~

てかほんと、エルの何がこんなにいいんだろうな。単純に巨乳だからかな?黄色いつなぎに黒ブラ巨乳、っていうキャラのビジュアルがめっちゃ最高だからかな?いや、それだけじゃないはずだ。何かしら、俺がエルに魅力を感じてしまう理由があるはずなんだ。何かを予感しているのかもしれないな。なんていうか、スゴク頑張ってる感じがする。ギフティアのメンテナンスなんて大変なことばかりだろうに。そんな大変なことばかりなのに、暗くならずにこれだけハイテンションなところとか。そういうところに芯の強さが感じられて、すごく引き寄せられる。そういう、何かしらの予感はあるけど、まあそんなことはどうでもいい。とにかく、エル最高。とても好きなキャラです。何回でも言えます。とても好きです。今後ともエルに注目です。

 

ま、エルが可愛いのは良いとして、エル回への期待がはち切れんばかりなのは良いとしてな。水の中で訓練するアイラちゃんですよ。なんつーかつらいね。だって、自分で分かってるわけだからね。アイラが一番、自分の身体について分かってるはずなんだよ。それでも、やっても無駄だとは理解しつつも訓練を頑張るなんて、あまりにも健気すぎる。救ってあげたい。俺たちは、アイラちゃんのことを救ってあげたいのだ。けど無理なんだよな。そもそも俺は穢れすぎている。アイラちゃんに救いの手を差し伸べるにはあまりにもくたびれ切った大人だ。目をそらさずに見守ることはできても、アイラを救うことはできない。それではどうするか?アイラはどうしたら救えるのか?

 

というか、ヤスタカ。ヤスタカよぉ。おまえなんとかしろよ。ラストのあれ、なんだよ。アイラがもう2000時間しか寿命が無いってんなら、なんとかしろよ。大人の癖に何もできねえのか?まあ、俺だって何もできないけどな。ヤスタカ、お前は何か知ってるていうなら、せめてなんとかできる素振りくらい見せてくれよ。実はなんとかなるんじゃねえか?言っておくけど、もしなんとかできないってなら、俺の心は耐えられないからな。今後の展開に耐えられずに崩壊するから。そこだけは強調していきたい。

 

そりゃ、最終回でアイラが死ぬ、なんてことを断言されたらね。薄々は感づいていたけどさ。こう、きっちり言わちゃうと、つらいんですわ。もしも、アイラの寿命が尽きて永遠にお別れなんてことが、現実に起こってしまったとしたら・・・泣くとかつらいとか、そういう問題でなくなる。尽きる。俺の魂が尽きる。てかね、起こり得ない。そんなことが起こってはならない。確かにヤスタカ、お前はもう諦めているかもしれない。けどな、こっちにはツカサの奴が居るから。主人公のツカサがな。俺達にはまだツカサがついているから。

 

実は俺は、アイラが最終回で死ぬとは本気で思っていない。なぜなら、俺はまだ期待してしまっているからだ。”奇跡”ってやつを。もはや、こんなカッチリとした世界観の中で、アイラの寿命が延びるなんていう事態が起こり得るとしたら、それはもう奇跡しかないんですわ。もしくは、技術革新?とか。とにかく、俺は何らかの形でアイラの寿命が延びることを信じている。だってそうだろ。アイラはまだ死んでいない。それとツカサの存在。これよこれ。この理由。俺がアイラが生き残る方にベットする担保はこれ。俺はね、ツカサがどうにか、この救いがたい運命を変えてくれる、とそう信じている。アホのヤスタカはもう諦めちまってるし、視聴者であるところの俺たちは直接手を差し伸べることができない。何かできるのは主人公のツカサ、お前だけなんだよ。奇跡を起こせるのはお前しか居ないんだ。だから頼むぞ。2000時間になんて余命に負けるなよ。OPに映っていたような笑顔のアイラを、俺達にもう一度見せてくれよ。俺はまだ諦めていない。だからお前も諦めるなよ。

 

最終回で泣いちまうとか言っている奴ら、聞こえているか。言っておくが俺は、嬉し泣きをする予定だ。最終回は嬉し泣きをする。なぜなら、アイラは助かるからだ。ツカサがなんとかしてくれる。死ぬわけない。諦めるのはまだ早い。プラスティックメモリーズを見続けている皆さん、可能性は残されている。残されています。奇跡も魔法も、あるはずです。皆さん、信じ続けましょう。祈るのです。最終話まで、ただただ祈り続けるのです。みんなが笑顔になれるような、そんなハッピーエンドを強く思うのです。そうすれば、奇跡は起こります。だから、暗いことばかり考えるのはやめましょう。全てが2000時間、1クールで終わるなんて信じません。プラスティックメモリーズ2期があります。絶対にあります。アイラたちにとってのきんいろな日常が二期では見られるはずです。それでは最後まで祈り続けましょう・・・

溶解大陸ではプラスティック・メモリーズ2期を推奨しています。